1月末よりスギ花粉症が始まりました。スギ・ヒノキの今年の花粉予報では飛散量が多いと予報が出ています。4月末から5月初めまで続きますので早めに治療しましょう。スギ花粉症症状が繰り返されている方やハウスダストによる通年性鼻炎症状が強い方は、舌下免疫療法を推奨します。ダニアレルギーの方にも対応しています(別項)。舌下免疫療法(スギ)の開始は9月から12月までを推奨します。ダニによるものは通年で対応していますのでご相談ください。
呼吸器感染を端緒として喘息症状を起こしている患者さんが多いです。発作状態は軽症ですが発作症状改善薬(レリーバー)を常に所持し、必要に応じて使用して下さい。
アレルギー性鼻炎、結膜炎の患者さんもおられます。二次的に副鼻腔炎になられる方も多いです。
じんましんの患者さんも増えています。治療は必要ですが、アレルギー検査は必要でない場合が多いのでご相談下さい。
冬でも汗疹からアトピー性皮膚炎が悪化したり伝染性膿痂疹(とびひ)になっている患者さんが多く見られます。これからは乾燥期に入りますのでスキンケアが大切な季節です。
食物アレルギーに関しては、診療のご案内を参照ください。