小児科・アレルギー科
医療法人啓恵会 花水こどもクリニック
宮城県仙台市太白区泉崎1-32-15

TEL: 022-743-2525

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医院名
花水こどもクリニック
院長
花水 啓
住所
〒982-0031
宮城県仙台市太白区泉崎1-32-15

診療科目
小児科・アレルギー科
電話番号
022-743-2525
022-797-3888(緊急)

外来疾患情報

外来疾患情報(2019年12月)

9月に入りA型インフルエンザウイルス感染症の患者さんが発生し、徐々に患者数は増加し流行期に入りました。高熱、全身倦怠感、咳嗽、関節痛の症状の方が多いようです。B型の患者さんも居られます。手洗い、うがい、咳エチケットなど感染予防に気を付けて下さい。また10月12日からインフルエンザの予防接種を行っていますが、今年中に接種するように努めましょう。
RSウイルス感染症、手足口病の流行は終息に向かっています。感染性胃腸炎の患者さんも増えているようです。脱水症になるような重症患者さんはあまり居られません。(下記参照)。激しい咳症状のマイコプラズマ感染症も年長児に増えてきています。扁桃腺炎(溶連菌、アデノウイルス感染症)、水痘(水ぼうそう)も多いです。(下記参照)
気温が下がり乾燥の季節になりますので、栄養、睡眠などに特にご配慮ください。

呼吸器感染症(2019年12月)

RSウイルス感染症などのウイルス性呼吸器感染症の流行は終息に向かっていますが、比較的重症なマイコプラズマ肺炎の患者さんが散発しています。
RSやヒトメタニューモウイルスなどのウイルス性肺炎は、生後間もなくから成人の方まで罹患し、以前は乳幼児で重症化する可能性が高いので入院することも多かったのですが、近年、早期診断が可能となったことにより低年齢だから重症という事はないということが分かってきました。むしろ発熱もない軽症例も多く、現在では早めの受診による早期発見により重症化する前に外来治療可能な疾患と考えられます。
マイコプラズマ肺炎の多くも外来治療により軽快します。

感染性胃腸炎(2019年12月)

感染性胃腸炎は軽症例が多いようです。
しかし腹痛、発熱などを伴う細菌性腸炎の患者さんも見られます。
多くの患者さんは、経口補水療法と食事療法により症状の改善が望めます。
胃腸炎は、原因検査よりも治療と感染を広げないための手洗いなどの感染予防と吐物、排泄物などの処理方法の徹底が肝要なので受診されたときにお尋ねください。
原則的には原因検査を行っていませんが、食品を扱う職業の方や医療施設特に老健施設関係などの方で希望される方はご相談ください。

溶連菌感染症(2019年12月)

この疾患は、通年性の発症疾患でありますが、寒くなる頃から春にかけて多くみられ、38度代の発熱と咽頭痛の症状を示します。扁桃腺に存在する溶連菌を治療するための抗生物質がその菌に到達しにくいなどの特徴があり、長期に抗生物質内服にも関わらず、再感染が多い厄介な病気です。
また発熱がなく、発疹のみで発症する場合や嘔吐などの消化器症状を呈する場合などもありますし、溶連菌感染症が扁桃腺ではなく皮膚や外傷の感染により発症する場合もありますので、ご注意ください。最近は皮膚症状が著明な患者さんが増えています。

アデノウイルス感染症(2019年12月)

溶連菌感染症と同じように扁桃腺炎で発症する場合が多いです。発熱が39度から40度と更に高熱でありますが、咽頭痛があまりないという特徴があります。
高熱により今の時期はインフルエンザを心配される方が多いですが、結局アデノウイル感染症と診断される場合も多いです。
最近は、結膜炎を伴うプール熱という状態の患者さんや発熱がなく結膜炎だけの流行性角結膜炎の患者さんも受診されています。結膜分泌物からウイルス検査が可能です。

水痘(水ぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)(2019年12月)

水痘は、ワクチン2回接種が定期化されたにも関わらず発症者が多いです。
水疱の出現数が少ない患者さんが多く、注意深い診察が必要です。
近年、水疱からの直接的なウイルス検査を行うことが可能となり診断の正確性が上がっています。
また水痘感染後にしばらく経過してから発症する帯状疱疹の小児の患者さんも以前より多く、ストレス・疲労などによる免疫力の低下など心配しています。治療法はありますが、やはりワクチン接種が一番重要です。
流行性耳下腺炎は、散見される程度ですが、反復性耳下腺炎というウイルス性でない(つまり感染性ではない)場合もありますので診察を受けてください。
この疾患も予防接種が肝要です。

その他(2019年12月)

10月から手足口病が増加傾向でしたが、やっと終息してきました。食欲低下をきたす場合もありますのでご注意ください。昨年流行していた伝染性紅斑(りんご病)も散発しています。手洗い、うがい、マスクの着用により予防しましょう。

アレルギー疾患(2019年12月)

スギ花粉症症状が繰り返されている方や症状が強い方は、早期治療か舌下免疫療法を推奨します。ダニアレルギーの方にも対応しています(別項)。舌下免疫療法(スギ)の開始は10月までが推奨しますが、年度内には開始をすると有効と思われます。
呼吸器感染を端緒として喘息症状を起こしている患者さんが多いです。発作状態は軽症ですが発作症状改善薬(レリーバー)を常に所持し、必要に応じて使用して下さい。
かもがやなどのイネ科によるアレルギー性鼻炎、結膜炎の患者さんもおられます。
じんましんの患者さんも増えています。治療は必要ですが、アレルギー検査は必要でない場合が多いのでご相談下さい。
汗疹からアトピー性皮膚炎が悪化したり伝染性膿痂疹(とびひ)になっている患者さんが多く見られます。これからは乾燥期に入りますのでスキンケアが大切な季節です。